健康について

生き残る医師や医療機関とは?

2年ほど前のことですが、医療法人経営者がテレビ東京で国民健康保険制度が終わると話していました。
国民皆保険制度の終了が秒読みに入ったように感じました。そうなった場合は全額個人負担になるのか?つまり自由診療へとなるのか。それとも米国なみに民間保険が登場するのか?先日も公立病院の非生産性・非合理性が指摘されて、経営が立ち行かない病院が出てきている。役割・使命を民間と明確にすべきと言われている。

国民健康保険制度終了後の世界について、すぐに国民皆保険制度が終わるとは思えませんが、時間の問題なのは確かです。おそらく5年も経たないうちに、大きく指針を変えねばなりません。年金もそうですが、まず、段階的に徐々に落ちて行く(負担が増える)ことが予測されます。そうなると、歯科医に限りませんが、既得権で温存されてきた医療業界は成り立ちません。

事実上、社会保障費を奪い合う「村社会の力関係」が、医療ビジネスの基本でしたが、それが瓦解するのです。
一方、自由診療を専門に行う医師は、増えてくるでしょう。もし、「全額個人負担になる」んだったら、誰もがより腕のいい医師を訪ねたいと思うものです。
つまり、一部の腕と評判が良い医者に患者が殺到し、レストランのようなトップ10ランキングがネットに登場し、残りは、クラウドサービスおよびAI連合との戦いになることが予測されます。

では、「生き残る医師や医療機関とは、どこなのか?」

その回答は明確で、今日の時点で一部でも「自由診療をはじめている医師」たちです。

悠長に自由診療をはじめても、良い顧客獲得に間に合いません。その上、コストが同じなら、世界的に見て「良い医者」を選びたい、という人も増えるでしょうから、こちらもレストラン同様、海外に足を延ばす人たちが急増するでしょう。ここで、大きくなる可能性があるビジネスは、「海外医療コーディネータ」となります。乱世は、至る所にチャンスが転がってますよね。